【5月8日】和泉流宗家「狂言界」を楽しもう!
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狂言(きょうげん)は、能(のう)と並んで日本を代表する古典演劇の一つです。
室町時代に成立し、約650年の歴史を持ちます。
狂言は、主に喜劇的な内容を含んでおり、人間の欲望や弱点、日常生活の滑稽な出来事をユーモラスに描き出すことが特徴です。
その演目は短く、一つの狂言が演じられるのに通常は20分から1時間程度しかかかりません。
能楽師と呼ばれる専門の役者が、シンプルな舞台の上で演じます。
狂言の世界では、「シテ」と呼ばれる主役と、「アド」と呼ばれる助演がいます。
衣装は時代を反映したもので、色鮮やかな装束や面(めん)を使うこともありますが、能よりは装束や面の使用が少なめです。
言葉遣いは、古典的な日本語ですが、演技や仕草によって意味が伝わるよう工夫されています。
また、狂言には即興的な要素も含まれており、役者が観客の反応に応じてアドリブを入れることもあります。
狂言は、そのコミカルな表現と深い人間洞察によって、現代でも多くの人々に愛され続けている伝統芸能です。
ヒーローアカデミー生の皆さんには、日本の文化や伝統について学ぶ貴重な機会として、また、人間の普遍的な行動や感情を学ぶ手段として、狂言を体験してもらいたいものです。
和泉元彌(Izumi Motoya)さんは、狂言師で、彼の家族は狂言の世界に深く関わっている家系です。
彼は幼少の頃から父・和泉元秀のもとで狂言を学び、3歳で初舞台を踏みました。
彼の父は和泉流十九世宗家であり、古曲の復曲や新作の発表、海外公演などを精力的に行っていた狂言師で、多くの賞を受賞し、重要無形文化財保持者にも認定されています。
代表作は大河ドラマ「北条時宗」で主役を演じ、元寇を退けた英雄として描かれています。
和泉流宗家チャリティー狂言会
■費用
アカデミー生は無料です(ヒーローアカデミーの特別招待です。)。
■5月8日水曜日18:00開演
番組:新作狂言『珠洲宮笥(すずみやげ)』狂言『盆山(ぼんさん)』ほか
主催:和泉流宗家 十世三宅藤九郎(加賀藩前田家御手役者·いしかわ観光特使)
後援:大本山弘法寺 和泉宗家後援会
協賛:日本BE研究所所長行徳哲男 いたばし倫理法人会初代会長鈴木静雄
▪️場所
東京都港区三田2-12-5
「弘法寺」
弘法大師・空海由来の由緒あるお寺で「狂言」に触れましょう。