前明石市長・泉房穂弁護士のHERO談!

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伊藤塾OBOG総会(まこと会)に出席。前明石市長・弁護士の泉房穂先生の熱い講演でした。

先生が25歳で司法試験試験を目指して門を叩いたのが「伊藤真塾長」受験生時代、「美しい」と感じたのが憲法13条。

「すべて国民は個人として尊重される」ただ存在しているだけで素晴らしい。

「司法試験に合格し、弁護士になった後に政治家になればいい。

専門家として他人様の苦労を知り、社会を見てからでも遅くない」親御さんは漁師さんで、地元の明石を盛り上げるために明石市長として12年間活躍されました。

「私が好きなのは弁護士法1条です。」

弁護士の使命として【弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする】

「基本的人権を擁護とは【人助け】、社会正義を実現とは【世直し】のことですよ」

「弁護士を減らすとか、仕事がないとか、セコイ事を言っている場合ではありません」

「金儲けが悪いとは言いません。弁護士は人助けをして、世直しをして結果としてお金を稼ぐんです。」

「弁護士は会社の顧問だけではなく、社長や政治家として活躍できる場がまだまだあります。」

「弁護士は社会の【橋渡し】です。法律家は遠慮し過ぎだと思います。リーガルマインドを持った人が社会の様々な分野や組織を繋ぐんです。」

「弁護士、司法書士、行政書士で手を繋いで【縦割り社会】ではなく、みんなが協力していく橋渡しができるはずです」

「明石市長時代は【四面楚歌】でした。政党、商工会、国。私は国と闘っても負けません。」

「2000年の法改正により、国と地方は【対等】になったからです。総務省とも喧嘩しましたが、子供や市民の側を向いて正しいと信じる事を行ってきました。」

「四面楚歌からが私のスタートです。孤立しても諦めません。優生保護法も最高裁判決が出ます。被害者をサポートする条例を日本初で作りましたが、2度、市議会にはねつけられました。」

「3度目は、被害者団体が市議会議員を一人ひとり説得して下さって、条例が成立しました。」

「私が申し上げたい事は【諦めないこと】です。諦めることは、相手を見捨てる事だと思います。」

「使命感を持ち続け、リーガルマインドを持った者として人助け、世直しをする。」

「法を通して、仕組みやシステムを変え、仲間と手を繋いで笑顔が溢れる世の中にしていきましょう。」

「私が一番好きな条文は憲法13条です。幸福権ではなく、幸福「追求権」と書いてある。」

「幸福の価値観を画一的に押し付けるのではなく、一人ひとりが様々な幸福を【追い求めていく権利】を保障している環境を整備する事です。」

書ききれませんが、泉先生の熱い想いが全開の講演でした!

最後は伊藤真塾長のお話でした。

泉房穂先生の司法試験受験生時代から、現在のご活躍について。

そして、法律家の活躍の場について熱意溢れるお話で閉会の辞でした。

✳︎大阪本会場から東京サテライト会場

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