第3期ヒーローアカデミー卒業課題に向けて、ゲストをお招きし、お話を聞かせていただきました。
3期生が取り組む課題は、「発達障害の子どもが生きづらい社会」を変えるための解決策を考え実行することです。
この課題は、中学生のヒロアカメンバーが海外での生活で感じたことがキッカケです。
インクルーシブ教育の素晴らしさをもとに、
「日本でも1人ひとりの子どもが自分に合った教育を受けることができる仕組みをつくっていきたい!」。その強い想いを形にすべく、設定されました。
ゲストは、千葉県浦安市を拠点に活動されている
認定NPO法人発達わんぱく会の理事長を務めされている小田知宏さんです。
発達障害とは何か? どのような困りごとがあるのか? 発達障害の子どもやその親への支援はどのようなものなのか等について、わかりやすく教えていただきました。
また、障害は個人ではなく、社会が生みだしているものでもあるため、子ども本人への支援を行うと同時に、社会全体へ働きかけ、1人ひとりの意識を変えていかなければならないことを学びました。
また、社会の中には、「発達障害」についての誤解や偏見が多くあります。
それらを変えていくことで、「障害があっても無くても、個性を認め合える社会につながる」ことを学びました。
後半は、ヒロアカ生が社会課題を解決するためのアクションプランを話し合いました。それぞれが小田さんの話を聞いて「印象に残ったことや取り組みたいと思ったことを共有し、自分たちにできることを考えました。
ディスカッションの結果、同世代である中高生と子育て世代を対象としたSNSアカウントを立ち上げ、発達障害についての偏見や固定概念を変えていくというアイディアにまとまりました。
これからアイディアを具体化し実現していくため、活動を続けていきます。
今後とも応援、よろしくお願い致します。
一般社団法人ヒーローアカデミー理事 久保匠
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